新型インフルワクチン接種後死亡 早くも4例目
新型インフルエンザワクチンの接種が先日開始されましたが、
ワクチンを接種したにもかかわらず、死亡するという例が報告されています。
それも1件や2件ではありません。
1例目は70代の男性。
肺気腫による慢性呼吸不全のためクリニックに通院していましたが、
11日昼に主治医から新型ワクチンを接種され、その後特に変わった様子はなかったといいます。
しかし、2日夜に死亡しているのを家族が発見したもようです。
その後、主治医と警察の検視で、急性呼吸不全による死亡と診断されました。
2例目は80代の男性。
肺気腫による慢性呼吸不全のため在宅酸素療法中だったそうで、9日に
頭痛のため主治医を受診したが、体温36.5度で肺炎の所見がなく、
11日昼に主治医から新型インフルエンザワクチンを接種されました。
この時の体温は平熱でしたが、3日午後から「動くのが苦しい」と言っており、
14日午後以降は食欲がなかったということです。
15日未明にポータブルトイレで用を済ました後ベッドに戻ろうとして倒れ、
家族がベッドに戻したのち、5日朝に家族から死亡の通報があったそうです。
3例目は70代男性。
厚生労働省は11月16日、新型インフルエンザワクチンの接種を受けた
岐阜県の70代男性が、心筋梗塞(こうそく)で死亡したと発表しました。
ワクチン接種後の死亡は3例目。
男性には糖尿病などの基礎疾患があり、過去にも心筋梗塞を起こしたことがあったそうです。
主治医は「接種と死亡の因果関係は評価不能」と報告しています。
4例目は80代の女性。
厚生労働省は11月17日、間質性肺炎などの持病がある長野県の80代の女性が、
新型インフルエンザワクチンの接種後に死亡したと発表しました。
主治医は持病の悪化が死因とし、ワクチン接種との因果関係を否定しています。
ワクチンは、特定の患者には効きにくいということなのでしょうか。
今後の動向が気になるところです。
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